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4月27日の講演会

やすらぎの会 高先生の講演会

 

「不登校と向き合うために」

というテーマで人一倍敏感なこども】の話でした

 

5月連休明けには学校に行けない・行き渋りが増加する傾向があるので

ここで改めて、HSCのことをお伝えしておきます。

 

HSC(人一倍敏感なこども)は研究の歴史が浅い。

なので、今までの不登校・ひきこもりの子がこれだったんじゃないかという考えもあるようです。

 

チェックリスト

1.すぐにびっくりする

2.服の布地がチクチクしたり、靴下の縫い目や服のラベルが肌に当たったりするのを嫌う

3.驚かされるのが苦手である

4.しつけは強い罰より優しい注意の方が効果的である。

5.親の心を読む

6.年齢の割に難しい言葉を使う

7.いつもと違うにおいに気づく

8.ユーモアのセンスがある

9.直観力がある

10.興奮した後はなかなか寝付けない

11.大きな変化にうまく対応できない

12.たくさんのことを質問する

13.服がぬれたり、砂が付いたりするt着替えたがる。

14.完全主義である。

15誰かがつらい思いをしていることに気づく.

16.静かに遊ぶのを好む

17.考えさせられる深い質問をする

18.痛みに敏感である。

19.うるさい場所を嫌がる。

20.物の移動や人の外見の変化など、細かいことに気づく

21.石橋を叩いて渡る

22.人前で発表する時は知っている人がいるときの方がうまくい

23.物事を深く考える

13個以上、あてはまるならば、おそらくHSCと考えられます。

■HSC4つの特質

1)深く考える

2)過剰に刺激を受けやすい「音・感覚など」

3)共感力が高く、感情の反応が強い。

4)些細な刺激を察知する

「変わった匂い・飛行機のエンジン音・薬が効きが良い・頭痛や腹痛を感じやすい」

 

■HSCが自己肯定感を持ちにくい理由

しつけの影響

自分に厳しい

(ちょっとした言葉で反応する)

(他人が怒られていることが自分のことのように感じる)

手がかからない・いい子になりやすい

(相手が望むことをしようもする)

(なんでも自分でできるようになる)

(悪い子になったら、見捨てられんじゃないかと不安、試し行動、心身症)

集団生活が苦手

■HSCの特質と関わり方

1)HSCは新たなレッテル貼りではない

2)学校のクラスには5人に1人の割合でいる

3)子供を信じること

4)抱き締めてあげる

5)共感する

6)気持ちを言葉にして返す

これができたら、かんしゃくとか起こさなくなる。

7)ネガティブな感情を吐き出させる

8)スモールステップを設定する

大きな目標をクリアするために、小さなステップをクリアさせる

9)心の安全基地を作っておく

(どうしてもやりたくないことがあったら、先生にお話ししてね、お母さんも話しておくねというように、逃げ道を!)

10)その子のペースを尊重する

(する前に、いろいろ考えるから動きが遅くなる)

11)長所を認めて自信を育てる

12)少し背中を押してみる

13)他人と比べるよりも、自分のゴールを目指そうと伝える

 

 

 

最後にまとめると

★ HSCは病気でも、発達しょうがいでもない。

 

 自閉症スペクトラムとの違いは敏感な感覚は両方ともあるが、

HSCは人の気持ちはわかる。

4月は自分が安心できるかどうかを確認しているので疲れやすい。

生きやすい世の中に変えるのは、HSCのこどもたちかもしれない。

★HSCの子供たちは、周りの笑顔が大好き。

★HSCの子の子育ては、親が悪いわけではなく、持って生まれた性質。

 

★HSCの子供たちへのメッセ-ジ

 あなたは、ダメな人間でもないし、劣ってると思う必要もありません。

あなたのようなタイプがいなければ、この世は成り立っていかないのです。

特にこれからの難しい世の中、環境も社会も大きく変わり、人と人との間のストレスが大きくなった時代に、あなたのような人はますます必要とされるでしょう。

ぜひ、自分の持って生まれた性格に自信を持ち、あなたの才能を開花させましょう。

そして、人も自分も幸せになる方法を見つけましょう。

それが、あなたに与えられた役割であり、生まれてきた意味なのだと思います。

 

以上です。

 

 

最後には二胡 の演奏会もあり、とても充実した時間を過ごしました。

 

ありがとうございました。

お-ぷんはうすの講演会

 

不登校の子どもが
「救われたと思った対応」とは
講師 石井志昂氏(不登校新聞編集長)
立って聴講する方も居たほど部屋はいっぱいで、
80人の老若男女が参加されました
自らも不登校経験者である石井さんのトークは、
女優 樹木希林さんの取材エピソードから始まり、
すぐに笑い😁を誘い 会場中の人が引き込まれました!
「不登校と床屋問題!」などをグループディスカッションしたり、会場は笑いと熱気に包まれて和やかな雰囲気でした🎵
部では 不登校当事者である5人の若者が
過去~現在~未来を自らの言葉で率直に語ってくれました✨
どの若者もしっかりと自分の人生を歩んでる様子がうかがえました😊
石井さんの結論は
『だいじょうぶ! 不登校だから だいじょうぶ!!』
石井さんいわく
不登校=幸せに向かっていく人
   =自分を大切にできる人
   =自分が大切にされる人
   =常識にとらわれない人
だそうです!
だ・か・ら  だいじょうぶ!! です
そして 題名にもある
救われたと思った対応」は
第1位  気持ちを聞いてくれた
                      第2位  感謝された
                      第3位  好きにさせてくれた
だそうです
                   ちなみに「好き」にはゲームも含まれます(笑)
                           最後に
 
私たち親へのメッセージとして・・
親自身が一人で悩まずに仲間を見つけ1日、1日を楽しく過ごす😊ことが大切だと仰っていました。